PROFILE

ゴンチチ

GONTITI

GONTITI(ゴンチチ)は、ゴンザレス三上とチチ松村によるインストゥルメンタル・アコースティック・ギターデュオ。1978年結成、1983年デビュー。 彼らの創り出すシンプルで優しいメロディーは、聴く人、聴く場所、聴く時間を選びません。 様々なシチュエーションに自然にマッチするゴンチチサウンドは、TVやラジオ、CM、映画音楽等、日々の我々の身の周りで聴くことが出来ます。 まさに彼らの音楽は、「Very Special Ordinary Music」(直訳すると「とても特別な、日々の音楽」)であり、何時しか人々の心に自然に溶け込み、年齢・性別を問わない幅広い人々に愛好されるようになりました。 現在まで制作したアルバムは40枚を超え、10数枚のアルバムは全米、アジア他でも発売されています。
また、1992年には竹中直人監督・主演の映画「無能の人」のサウンドプロデュースを手掛け、日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。 近年では、ミリオンセラーを記録したコンピレーション・アルバム「image」シリーズに収録され、同ツアーに参加するなど多くの話題を集め、2003年より、その収録曲であった「放課後の音楽室」が高校音楽教科書「音楽2」に掲載。 以降、2004年カンヌ国際映画祭で史上最年少・最優秀男優賞を受賞した作品「誰も知らない」(監督:是枝裕和)や、2008年公開の同監督(是枝裕和)映画「歩いても 歩いても」で音楽を担当し、同サウンドトラックもリリースされています。 2008年8月6日には結成30周年記念アルバム「VSOD -very special ordinary days-」をリリース。その後も福田雄一監督の映画「俺はまだ本気出してないだけ」のサウンドトラックなどを手がけ、 2014年にオールタイムベスト、ダブル還暦フェスティバルの音源を収録したCDをリリースし 還暦揃い踏みの創業36周年の活動を印象付ける年となった。
近年もTVアニメ「あまんちゅ!」シリーズでもサウンドトラックや、毎年ゴンチチの基軸となっている新春生音三昧のコンサートメニューからの選りすぐりの楽曲を再レコーディングした「Holiday Home Songs」をリリースしております。
2018年にゴンチチ結成40年を迎え、ゴンチチの新たな側面と今までの血筋が合わさったオリジナルニューアルバム「we are here」-40 years have passed and we are here-をリリース。翌年には今までの作品でCD化されていない選りすぐりの楽曲を詰め合わせた『Assortment』をリリース。
結成40年を越えた現在でも精力的に音楽制作を行っています。
 一方、ゴンチチの活動は音楽だけではありません。ラジオ・パーソナリティーをつとめたり、CM出演など、その活動は多岐にわたっています。チチ松村はエッセイなどの執筆活動にも定評があり、これまで14冊の著書を上梓しています。ゴンザレス三上もCGやグラフィックデザインの分野で独自の活動を繰り広げており、ゴンチチのアルバムジャケットデザイン構想も自ら手掛けるなど、それぞれの活動も幅広いものになってきています。
 このようにゴンチチは、音楽はもちろん、そのキャラクターや表現活動も含めて、非常に注目を集める存在となっているのです。  
ゴンザレス三上

GONZALEZ MIKAMI

1953年大阪生まれ。
小学校6年生からギターを始める。
ゴンチチ以外にもさまざまなアーティストのレコーディングやライブなどにゲスト参加している。
また、CGやグラフィックデザインの分野でも独自の活動を展開。
ゴンチチのアルバムジャケットのデザインも手掛けている。
著書に『犬と暮らす人の生活』(メディアファクトリー)がある。
チチ松村

TITI MATSUMURA

1954年大阪生まれ。
10代後半から音楽活動を始め、ソロアーティストとして関西で活躍。
ゴンチチ結成以降は、音楽活動の傍らエッセイ等の執筆も行い、 『わたしはクラゲになりたい/河出書房新社』『ゴミを宝に/光文社』 『それゆけ茶人/廣済堂出版』『緑の性格/新潮社』 『盲目の音楽家を捜して/メディアファクトリー』など、 これまでに14冊の著書を上梓している。